師範紹介

道場長の合気主張

合気道との出会いは約30数年前に遡り、当時長男の健康強化事由に入門したが、稽古を重ねていくうちに、自己の 心身強化を目指し生涯続けていく最適武道と強く感じて一歩踏み出した。仕事との両立の中で素人の自分には相当厳しい指導を受け、目前での怪我人・痛めを体験、入門者も継続者が約3割程度だったと記憶している。しかし、この厳しい鍛錬も自己の技能修得、時間の経過と共に「心と身体」の強化変化につながり、後に指導的立場になった時に、相手の「心」「反応」を自分なりに受け止めることが出来るように感謝の気持に変わってきた。これも昔の厳しい修練の賜の一つではあるが、やはり相手の気持、心を受け止めることが人生の中で如何に大事であるかと言うことに気づかしてくれたのも合気武道の修練成果の一つであると思 う。

現在は合気道の指導・鍛錬も体系的、数多くの教本、研修等で本人の心掛けしだいで多くを学べる機会に恵まれているが、やはり長い人生路の中で自己を変革・進展させていく心を持ち続けることが如何に大事か、そのためには私の場合は「合気道の精神にそった自己鍛錬」の探求が重大だと考えている。今日まで「仕事と合気道」の両立を続けてきて、60才を機に今までの道場での指導的立場を解消し、自分の修練の場として自宅に小さな道場を開設、名称も「ゼロ塾=原点に戻る」にして鍛錬していくと共に合気道を全く経験のない人にこの素晴らしい武道を伝え、指導育成をしていきたいとの思いで船出した。今では会員が合気道の修練を通じて自己の人生、仕事、家族、社会的役割等に向け一歩一歩前進していってくれている場になっていると考えている。

人生路は「足元の現実事象」と「自己の希望・夢」の両輪があり、たとえ現実の難題も自己の心、精神、身体を鍛え続ければ少くとも解消・解決に近づくし、また新しい力を得ることが出来ることを合気道修練を通じ体験してきている。この両輪を追求し、自己をより豊かな、また社会的役割の一翼を担っていく心身の鍛錬には、自分には「合気道」との出会いがあったからだと確信している。

私は生涯、合気道仲間と一緒に当該道場を「自己の進展、社会的責任・役割」を果たしていくべく場として、仲間が一歩一歩前進していくことを強く願っている。

師範履歴

氏名 田中祥二(昭和16年3月生)
所属資格 合気道師範(七段位) (財)合気会 奈良県支部・学園前道場長
太極拳師範(日本健康太極拳協会・奈良県支部)
指導修練教室
〔合気道〕(直轄教室)
学園前教室・平城教室・飛鳥教室・春日教室
(定期指導・修練教室)
・鴻ノ池教室/鴻ノ池武道場(合同稽古)
・奈良県支部/橿原・本部
・筒井教室/郡山・筒井
・大阪教室/大阪・北区
〔太極拳〕
学園前教室・筒井教室・生駒クラブ・早朝クラブ
略歴
[合気道]
昭和52年1月:(財)合気会、奈良県支部入門
昭和52年~56年:奈良県支部にて修練(二段位)
昭和56~59年:千葉、関東地域道場にて修練(三段位)
昭和59~平成12年:奈良、関西地域道場にて指導修練(五段位)
平成10年:鴻ノ池教室開設
平成13年3月:学園前教室開設
平成15年1月:師範(六段位)
平成17年4月:平城教室開設
平成19年10月:西大寺教室開設
平成20年5月:飛鳥教室開設
平成29年1月:師範(七段位)
上記期間に本部、多田塾、支部、関西地域等の研修会、合宿に参加し修練
[太極拳]
平成2年1月:日本健康太極拳協会、奈良県支部入門
平成13年3月:学園前教室開設
平成14年:師範
平成15年:早朝公園太極開始
平成16年10月:生駒/定期指導
平成17年:日本練功十八法普及センター入門
平成19年4月:筒井教室開設
道場長 田中祥二
携帯 090-5673-4342
PAGETOP